新首都ヌサンタラ開発庁(OIKN)の資金調達・投資担当アグン・ウィチャクソノ副長官は3月20日、投資家との協業契約によってヌサンタラにおけるインフラ開発が加速化されるとの見解を示した。アグン氏は、持続可能な近代都市となり政治の中心地として機能するというヌサンタラ大構想の実現は総額58兆4,000億ルピアにおよぶ投資額に裏付けされ着々と進んでいると述べ、さらなる投資を呼びかけた。
2024年には、スイスホテル・ヌサンタラ、マヤパダ病院、ヘルミナ病院などが営業を開始した。現在もシタデルグループ・インドネシアなど5件の大型投資家による総額2.4兆ルピア規模のインフラ開発が進められている。今年3月には、東カリマンタン州北ペナジャム・パサル県セパク郡にOIKNの市庁舎(シティ・ホール)を建設し、同庁の役職員が勤務を開始した。