3月27日ジャカルタ~メダン間を運航したガルーダ・インドネシア1904便の機内で乗客が電子タバコ(ベイプ)を吸い、客室乗務員(CA)から注意を受けていたことが判明した。
機内で電子タバコを吸っていた乗客に関する情報がソーシャルメディア上で拡散され話題を集めたため、国営航空会社ガルーダ・インドネシアのワミルダン・ツァニ社長は3月30日に声明を発表した。その内容によると、同機のCAは当該の迷惑行為を行った乗客に対して規程に基づき口頭での警告を2回行った。当該乗客の降機後は機長と情報共有を行い、到着空港にて航空保安警備員が追跡および調査を行った。飛行規程によると、乗客は最大1本の電子タバコを機内に持ち込むことができるが、電源オフもしくはカートリッジが取り外された状態でなければならず、機内での使用は禁止されている。
ワミルダン社長は、電子タバコを含む機内での喫煙は国内外を問わず重大な違法行為となり、同社は迷惑行為を容認せず断固たる措置を講じると述べた。