ジャカルタ警視庁は4月21日、国立インドネシア大学医学部の専門医教育プログラムを担当している医師、ムハンマド・アズウィンダル・エカ・サトリア氏をわいせつ行為の容疑者として認定したと公表した。アズウィンダル容疑者は、隣室に下宿していた女子大生の部屋に侵入、浴室の天井によじ登り、換気口からのぞき見と盗撮を行った疑い。私用の携帯電話で8秒ほど録画を行ったのちに被害者が容疑者の存在に気付き、友人らに助けを求め、警察に通報した。友人らは容疑者をその場で拘束し、警視庁まで連行した。
取り調べでアズウィンダル容疑者は、中央ジャカルタ市チェンパカ・プティに位置するコス(下宿・シェアアパート)の隣室に住んでいた被害者と面識はないなどと供述しているもよう。有罪の場合、ポルノに関する2008年法律第44号に従って12年以下の懲役刑が科される。