西ジャワ州チアンジュール県保健局は4月22日、公立中学校の生徒23人とイスラム高校の生徒55人の計78人が無料給食を摂取した後、食中毒の症状を訴えたと発表した。生徒たちは病院で検査を受けている。
チアンジュール県保健局は西ジャワ州衛生研究所などの関係機関と協力し、押収した食品サンプルの迅速な検査を実施している。一方、国家栄養庁のダダン・ヒダヤナ長官は翌23日、給食センターを視察した後、入院中の生徒らを見舞った。ダダン長官は声明で、「無料給食の厨房での食品加工は定められた基準に則って行われている」とした上で、「厨房の管理、食品の保管、学校への配送など一連の過程について徹底した調査を行う」と強調した。
チアンジュール県当局は、今回の集団食中毒の原因解明を急ぐとともに、安全な食事を提供するための管理体制の見直しを進める方針だ。