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ジャカルタ港混雑でPelindoが謝罪と再発防止策提示

4月、北ジャカルタのタンジュン・プリオク港周辺で発生した大規模な交通渋滞を受け、国営港湾運営会社PT Pelindoは、長期的な解決策を講じると表明した。

発端は、New Priok Container Terminal 1(NPCT1)での運営・計画ミスで、同ターミナルの処理能力を超える活動が集中し、3隻の貨物船が同時接岸する異常事態となった。これによりトラックが殺到し、住民はSNSで数時間の渋滞を訴えた。短期的対応として船の他ターミナルへの移動や、ターミナル予約システム導入の加速が進められている。長期策として、港と工業団地を結ぶ「ニュー・プリオク東部アクセス道路」の整備も計画中である。

インドネシア運輸協会(MTI)の交通専門家ジョコ氏は、港内設備や駐車場不足も混雑の根本原因と指摘。ジャカルタ州知事プラモノ氏もPelindoの無能さに起因するものだと厳しく批判し、公式に謝罪した。