【5/20-21】ビジネスパーソン交流会開催 詳細はこちら

2025年第1四半期、外国直接投資が前年比12%増加

2025年第1四半期における外国直接投資(FDI)は、前年同期比12%増の230.4兆ルピアとなり、政府の年間目標の約4分の1を達成した。ロサン投資・下流産業相は、地政学的な不安定さにもかかわらず投資意欲は高まっていると述べた。

同四半期の国内投資額は234.8兆ルピアでFDIを上回り、前年比19.1%増を記録した。主にインフラや不動産への投資拡大が要因である。投資全体では15.9%増の465兆ルピアに達し、年間目標1,900兆ルピアの24.4%を達成。分野別では金属、運輸、鉱業、サービス、住宅が上位を占めた。国別ではシンガポールが46億ドルで首位、中国(40億ドル)、マレーシア、日本が続いた。LGエナジーの一部撤退にもかかわらず、中国の華友鈷業が代替投資者として名乗りを上げ、バッテリー産業プロジェクトを継続予定。アップルはリアウ諸島バタムでの土地造成を開始し、関連ベンダーも投資を計画している。