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16年間停滞したODOL対策、国土交通省が3段階でゼロを目指すと発表

国土交通省は、長年問題となっている大型車の過積載・寸法超過(ODOL)問題について、2025年度中にゼロを目指す3段階の対策を発表した。16年国土交通省は、2017年からゼロODOL政策を掲げてきたものの、関係者からの反発や延期により、効果的な対策が取られてこなかったと指摘する。間停滞していたODOL対策に対し、関係省庁と連携し、まず6月から1ヶ月間、関係者への徹底的な啓発を行う。次に、Jasa Marga(ジャサ・マルガ)などとの協力の下、ODOL車両のデータ収集を実施。最終段階として、警察による厳正な取り締まりを行う。

今回の対策では、既存の道路交通法(2009年第22号)に基づき、新たな規制は設けず、関係者のコミットメントを改めて確認することで、問題解決を目指す。国土交通省は、関係者からの意見を聞きつつも、安全確保を最優先事項として、ODOL問題の抜本的解決に臨む姿勢を示している。