インドネシア東ジャワ州ルマジャン県とマラン県の境界に位置するセメルー山が7月15日午前、山頂から1.2キロの高さまで噴火した。
セメルー火山観測所のリスワント氏によると、午前7時15分頃、噴火が発生。噴煙は高度4876メートルまで達し、南方向に灰色がかった白い火山灰が放出された。同氏は、報告時点でも噴火が続いていると述べている。
これは同日4回目の噴火で、それ以前にも午前4時20分、午前6時21分、午前6時51分に噴火が発生していた。
セメルー山は現在も警戒レベル2を維持しており、火山防災対策庁(PVMBG)は、山頂から南東8キロメートル以内の活動、またコボカン川沿いの河岸から500メートル以内での活動などを禁止している。