ベタウィ名物の「Kue Ape」は中心は厚く、縁は薄くカリカリに焼き上げられるのが特徴。材料は米粉、小麦粉、グラニュー糖、パンダンリーフ。緑色で、焼きたての温かい状態で提供される。「Kue Putu」は米粉とココナッツで作った筒状の生地の中に黒砂糖を詰めた蒸し菓子。音を鳴らし蒸気をあげながら蒸される過程が食欲をそそる。インゲン豆を詰めた中国の蒸し菓子が起源だが、黒砂糖を詰めるアイディアはインドネシアが発祥。中部ジャワと西ジャワで人気の「Serabi」は米粉または小麦粉で作る。ソロではココナッツミルクを使った濃厚なSerabiが主流だが、バンドンやポノロゴでは、甘いソースか塩味のソースをかけて食べる。
パレンバンの伝統菓子「Kue Lumpang」は米粉の生地をパンダンとスジの葉で緑色に着色し蒸したお菓子。ココナッツを添えて食べる。蒸す際に自然と中央に穴が開き、臼のような形になる。ココナッツミルク、タピオカ粉、グラニュー糖、塩、米粉で作る「Kue Lapis」は、虹のように重ねた様々な色の層が目を惹く。中部ジャワ地方の伝統菓子「Carabikang」は、咲き誇る花のような形と美しい色彩が特徴。18世紀から存在していたといわれていて文学作品『Serat Centhini』にも登場する。