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デモ衝突犠牲者弔問 イ大統領、厳正捜査指示

プラボウォ大統領は8月29日夜、ジャカルタで発生したデモ衝突事件の犠牲者となったオンラインバイクタクシー運転手、アファン氏の喪宅を弔問した。

喪宅には、プラセティオ国家官房長官、テディ官房長官も同行した。また、国軍司令官、国防大臣、地方開発相副大臣、ジュスフ元ゴルカル党政治家も弔問に訪れた。

アファン氏(21)は8月28日夜、中央ジャカルタでのデモ隊と警察官の衝突中に機動隊の戦術車両に轢かれ死亡。この衝突は、国会議事堂周辺でデモを行っていた市民が警察に排除された後に発生した。

アブドゥル警察監察局長は8月29日未明、戦術車両に搭乗していたとみられる機動隊員7名が関与の疑いで現在取り調べを受けていると発表した。アファン氏の死を受け、中央ジャカルタの機動隊本部前では数百人の市民とオンラインバイクタクシー運転手による追加デモが発生した。プラボウォ大統領はすでに、この事件の徹底的かつ透明な捜査を指示している。