インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は8月25日、最高裁判所司法担当副長官にスハルト最高裁判事を任命した。ジャカルタのイスタナヌガラ宮殿で宣誓式を執り行った。
スハルト氏の任命は大統領令第71P号2025に基づく。同氏は7月10日に最高裁で行われた特別本会議での選挙で、有効投票33票中25票を獲得し、最多得票で選出された。対立候補だったスルヤ・ジャヤ最高裁判事の8票を上回る。
スハルト氏は以前、最高裁非司法担当副長官を務めた。就任に際し、「最高裁のビジョン達成に向けた運営を主導する」との決意を表明。司法担当副長官として、スナルト最高裁長官の司法技術的業務を支援し、複数の部門長を調整する役割を担う。