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バリ州、外国人観光客から観光税徴収へ

バリ州政府は、バリ島に観光で訪れる外国人に観光税10米ドルを課すことを定めた条例を制定することを計画している。10米ドルを徴収し、これを海洋を汚染するプラスチックごみ対策の費用や、伝統文化の保護のための費用に充てる。
バリ島には2017年に570万人の外国人観光客が訪れており、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会が開催された2018年には600万人を越えたとみられている。その大半は中国人とオーストラリア人である。
バリ島ではプラスチックごみの量が増加しており、一日当たり3800トンものプラスチックごみが排出されている。州政府はレジ袋や発泡スチロール、ストローなどの使用を禁止する条例を昨年末制定し、これによりバリ島近海の海中のプラスチックごみの量は7割減少すると期待されている。