南タンゲラン市パムラン地区で9月12日未明、原因不明の爆発が住宅地で発生し、住民7人が負傷した。警察は周辺住民の避難を進め、国家警察鑑識科学研究所(Puslabfor Polri)と連携し、原因究明に乗り出した。
爆発は同市ポンドック・カベ・イリル村で午前5時15分から30分ごろに発生した。半径約500メートルにまで爆発音が響き渡ったとされる。負傷者7人のうち3人が重傷、4人が軽傷で、近隣の病院で手当てを受けた。また、周辺の住宅8棟が損壊し、うち4棟は被害が甚大である。
南タンゲラン警察署のビクター・インキリワン署長は「追加の爆発に備え、半径10メートル以内の住民を安全な場所に避難させた」と説明。住民には一時的に自治体の施設などを利用するよう促した。現場周辺では、捜査のため一時的な停電措置も実施した。
警察は鑑識チームを投入し、爆発現場の検証とサンプル採取を進め、原因の特定を急ぐ方針である。