インドネシア政府は、無料栄養食プログラム(MBG)に関連する食中毒事件を受け、調理場運営部門(SPPG)を一時閉鎖した。食品調整担当調整大臣のズルキフリ・ハサン氏が明らかにした。同氏は、規律、品質、料理人の能力について評価・調査を進める方針を示し、問題が発生した箇所だけでなく、全国のSPPGが対象となると強調した。
ズルキフリ大臣はまた、全SPPGに対し、食器の完全な殺菌と、水質・廃棄物処理を含む衛生プロセスの改善を義務付けた。国家栄養庁(BGN)によると、2025年1月から9月の期間で、食品安全に関する事件が70件発生し、計5,914人のMBG受給者が食中毒の被害を受けた。主な原因菌には、大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌などが含まれる。