インドネシア海軍(TNI AL)は10月5日、マリンコープス第1水陸両用偵察分遣隊(Denipam 1)のプラカ・ザイナル・ムタキム氏が、4日の未明にパラシュート降下訓練中の事故で殉職したと発表した。事故は10月2日、国軍(TNI)記念日を前にした「大統領視察」の一環としてジャカルタ湾上空で行われた訓練中に発生。パラシュートが開く過程で、ムタキム氏が空中で事故に遭った。
TNI海軍広報部長のTNI海軍少将トゥングル氏は深い哀悼の意を表明し、「最も優れた兵士の一人」が任務中に命を落としたと述べた。ムタキム氏は事故後、病院で治療を受けていたが、4日未明に死亡が確認された。海軍はムタキム氏の功績を称え、異例の昇進を提言する方針だ。今回の事故を教訓に、今後の全ての作戦と訓練において安全を最優先すると強調した。