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パナソニック、インドネシア畜産市場に水浄化機器を投入

パナソニックはインドネシアで畜産業向け水浄化機器の販売を開始する。旧三洋電機のポンプ事業を源流とし、3年間で1000台の販売を目指す。

この機器は元々住宅向けで、インドネシアの井戸水問題に対応。現地従業員の要望から畜産向けに展開され、農業大学との共同研究でブロイラーの致死率低減、レイヤーの排卵頻度向上、酪農の収入増加効果を実証した。

パナソニックはインドネシアを足掛かりに周辺国へも展開し、水浄化機器と関連製品をワンストップで販売する方針。旧三洋電機のポンプ事業は現地で市場シェア首位を獲得しており、パナソニックHDは「サンヨー」ブランドも継続。地域に応じたブランド戦略が鍵となる。