プラボウォ・スビアント大統領は11月4日、ジャカルタ中心部のタナアバン駅の改装完了式典に出席した。約2年にわたる改修プロジェクトを経て、同駅は新たな姿で正式開業。公共交通機関の近代化を加速する政府の取り組みを象徴する。
プラボウォ大統領は式典で、運輸省と国営鉄道会社PT KAIの努力を評価。鉄道は年間約4億8600万人の乗客を輸送する国家の基幹であり、食料、エネルギー、水と並び政府の重点分野と強調した。
2023年4月に着工したタナアバン駅の再活性化プロジェクトは、増加するKRL乗客の混雑緩和を目的とした。モダンで広々としたエントランスや、露天商のない歩行者専用通路などが整備された。新タナアバン駅は2025年2月から既に営業を開始している。




















