LINE公式アカウント 友だち追加はこちら

ジャカルタ高校で爆発、生徒54人負傷 いじめが動機か

ジャカルタ北部のジャカルタ第72公立高校(SMAN 72)で11月7日正午過ぎ、爆発が発生し、生徒ら少なくとも54人が負傷した。メトロジャヤ州警察は、爆発は2回発生し、容疑者は同校生徒で、いじめが動機である可能性が高いとの見方を示している。

爆発は現地時間7日12時15分頃、同校敷地内の海軍施設コダマー団地内で起きた。生徒や教員がモスクで金曜礼拝を行う最中に最初の爆発音が響き、その後別の場所から2度目の爆発があったという。負傷者の多くは火傷や破片による傷を負った生徒である。

現場からはエアソフトガンとリボルバー型の玩具が発見されたが、メトロジャヤ州警察はこれらが玩具であることを確認した。

プラボウォ・スビアント大統領は負傷者の治療を最優先するよう指示。プラモノ・アヌン・ジャカルタ特別州知事は、全負傷者の医療費を州政府が負担すると表明した。学校は一時的に休校措置を取っている。