インドネシアの伝統的な「ブブール(お粥)」文化が、アジアの味覚ランキングで堂々と存在感を示した。グローバルな食文化サイト TasteAtlas の「アジア最高のお粥リスト」に、インドネシアの5品が名を連ねている。
まず注目すべきは、インドネシアの国民的朝食とも言える Bubur Ayam(鶏粥)。2025年版「世界のお粥ベスト50」では1位の座を獲得したという報道もある。その滑らかな粥に鶏肉のほぐし身、揚げたクルプク(クラッカー)、香草が添えられた一皿は、多くの評価者から高評価を受けている。
さらに、伝統菓子的なお粥 Bubur Ketan Hitam(黒もち米の粥)、 Bubur Kacang Hijau(緑豆の粥)、東インドネシア地方の Papeda(サゴ質粥)、そして北スラウェシの Tinutuan(野菜たっぷり米粥)もランクイン。これらはそれぞれ、食文化や地域の素材を色濃く反映しており、インドネシアの“多様な粥文化”を物語っている。
普段何気なく食べているブブールや粥が、世界の舞台でも認められている。次に「ご飯の代わりの一杯」を選ぶとき、自国食を改めて誇りに思いたい。インドネシアの粥は、ただの朝食ではなく、世界に通じる味の証なのである。




















