プラボウォ大統領は12月5日、災害対応と防衛力強化のため、2026年初頭から最大200機のヘリコプターを導入する方針を明らかにした。インドネシアは「環太平洋火山帯」に位置し、自然災害に脆弱であり、緊急事態への備えを強化する狙いがある。
大統領はゴルカル党の式典で、最近のアチェ州などでの大規模洪水に対応するため、既に50機のヘリコプターが運用され、今週新たに5機が到着したと説明。今後も増強を進めると強調した。一部からの防衛装備購入批判に対し、「災害や有事の際に店でヘリコプターは買えない」と反論。輸送機C-130JハーキュリーズやエアバスA400も復旧活動に投入する考えを示した。


















