西スマトラ州政府は、災害で寸断された地域に小型・中型車両が通行できる半永久的な道路建設を急ぐ。物流停滞の解消を目指し、今後2週間以内の開通を目標とする。
ワスコ・ルセイミー州副知事は12月7日、国家道路の寸断による物流停滞が主要な課題だと指摘。災害後の対応としては、行方不明者の捜索と孤立地域へのアクセス開通が最優先事項であると強調した。また、支援の遅延を防ぐため、行政手続きの簡素化を徹底し、関連する全ての行政プロセスを加速させている。検察当局も監視に当たり、将来的な問題発生を防止する。
さらに同副知事によると、陸海空軍が連携し、船舶、航空機、ヘリコプターを投入して孤立地域への物資供給を支援している。公共インフラに関しては、電力供給は99.9%回復したが、上水道は取水施設の損傷や水の濁りにより依然として深刻な状況が続く。


















