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初のパンダ「サトリオ・ウィラタマ」誕生 対中外交の象徴に

インドネシアで初めて誕生したパンダの赤ちゃんが、中国との外交関係を深める象徴となっている。内閣官房長官のテディ氏は、このパンダの誕生がインドネシアと中国の外交の一環であると明らかにした。

プラボウォ大統領は12月4日、ジャカルタのムルデカ宮殿で中国全国政治協商会議主席の王滬寧氏との会談中、このパンダの赤ちゃんを紹介。大統領はパンダを「サトリオ・ウィラタマ」と命名。「高潔かつ勇敢に戦い、徳を持つ」という意味を込めたと説明した。

同国でのパンダの繁殖は、約10年前から計画されていたが、数回の失敗を経て今年ようやく成功した。親パンダは10年前に中国から寄贈されており、今回の誕生は両国の協力関係を示すものとなる。