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インドネシア中銀、デジタル決済26年に3割増予測 QRIS普及が牽引

インドネシア中央銀行(BI)は、2026年の国内デジタル決済取引が前年比29.7%増加するとの見通しを示した。統一QRコード決済(QRIS)の利用拡大や技術革新、セキュリティ強化、国民の信頼が成長を後押しする。

デジタル経済は2025年を通じて堅調に拡大した。2025年11月時点のデジタル決済取引量は、前年同月比41.12%増の46.6億件に達した。特にQRISは同143.64%増と急伸しており、社会や中小零細企業(UMKM)への浸透が進む。デジタル決済は、消費、交通、公共サービスなど経済活動の主要な基盤となっている。