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イラクと石油ガス開発で連携強化 国営プルタミナ軸に

インドネシアはイラクと、石油・ガス分野における戦略的協力関係の強化に向けた協議を開始した。国営石油会社プルタミナ傘下のPTプルタミナ・インターナショナルEP(PIEP)がその中心的な役割を担う見通しだ。

エネルギー鉱物資源省のユリオット・タンジュン副大臣は2025年12月16日、イラク石油省のバシム・モハメド・クダイル上流事務次官とジャカルタで会談。タンジュン副大臣は、相互利益と持続可能性を追求し、国家のエネルギー安全保障強化と知識移転を通じた両国への付加価値創出にコミットすると表明した。

PIEPは現在、イラク国内の一油田で20%の参加権を保有している。クダイル上流事務次官は、エネルギー分野におけるMoUが両国間の協力拡大につながるとし、インドネシアに対し、既存の油田管理に加え、「グリーン」油田の探査にも合弁事業形式で参画するよう呼びかけた。