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政府、26年の補助金住宅価格を据え置き 開発業者はコスト増で苦境

政府は、2026年における低所得者向け「補助金住宅」の販売価格上限を据え置く方針を固めた。建設資材や用地取得費が高騰するなか、開発業者側は価格の引き上げを求めていたが、政府は市民の購買力維持を優先した。

住宅・居住地域省のスリ・ハルヤティ都市住宅総局長は2025年12月30日、26年の価格について「上昇はない」と明言。これにより、2024年に施行された地域別の価格上限が維持される。

政府の決定に対し、供給を担う開発業者からは悲鳴が上がっている。インドネシア住宅・居住地開発業者協会のデディ・インドラ・セティアワン事務局長は、天然資材の価格上昇や、農地転用規制による住宅用地の不足を指摘し、「コスト増を反映し、5%程度の価格引き上げを期待していた」と述べた。

26年も維持される価格上限は地域により異なり、ジャワ島やスマトラ島(一部地域を除く)では1億6600万ルピア(約150万円)、建設コストの高いパプア地域では2億4000万ルピアとなる。資材高と価格据え置きの板挟みとなるなか、今後の供給網への影響が懸念される。