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バリ島のカフェ、「点滴バッグ」入り抹茶で物議 医療メーカーは関与否定

バリ島のティーサロンが、点滴バッグを模した容器で抹茶を提供し、SNS上で議論を呼んでいる。容器には医療用製剤を示す「D5 Dextrose monohydrate(5%ブドウ糖輸液)」のラベルが貼付されており、ネット上ではマーケティングの在り方や容器の出所を疑問視する声が相次いだ。

内科専門医のケトゥ・スアスティカ教授は、D5について「水分補給やエネルギー補給を目的とする医療用の輸液である」と説明。通常、経口摂取が困難な患者に対し、静脈を通じて直接栄養を補給するために用いられるものだ。

容器に社名が記載されていた大手製薬のPT 大塚インドネシアは、同製品への関与を全面的に否定。同社は、ブランド名やパッケージの不正使用の疑いがあるとして、強い懸念を示している。

スアスティカ教授は「宣伝手法にも倫理が必要だ」と指摘。医療用輸液は本来、血管に注入される栄養剤であり、一般の飲料と混同させる演出は消費者に誤った認識を与えかねないとして、警鐘を鳴らした。