最新情報が届く!LINE公式アカウント友だち追加はこちら

プルタミナ元会長が暴露、優秀な人材更迭と「出血状態」の財務

ジャカルタの汚職裁判所で1月27日、原油管理汚職事件の証人として出廷したプルタミナ元会長のアホック氏は、当時の大統領への調査を求める証言を行った。
アホック氏は証言の中で、ジョコ・プリヨノ氏やマスウード・ハミド氏といった優秀な取締役が更迭された経緯に言及。特に製油所の専門家であり「最良の人材」であったジョコ・プリヨノ氏の解任については、「能力主義ではない」と涙を流して抗議した過去を明かし、「なぜ彼らが外されたのか、国営企業省や大統領を調査すべきだ」と検察官に訴えた。
また、同社の経営状況についてアホック氏は「出血状態だった」と形容した。石油ガス市場を支配しながらも、補助金対象品の価格据え置きを政府から求められたことでキャッシュフローが悪化し、赤字を補填するために取締役会が短期借入を繰り返さざるを得なかった実態を大統領に報告していたとも述べた。

### 記事要点
• プルタミナ元会長アホック氏が汚職裁判で証言、不当な人事介入があったと主張
• 「能力主義に基づかない解任」と涙し、大統領や国営企業省への調査を検察に要求
• 補助金政策による赤字を借金で埋める「出血状態」の財務実態も明らかに

【もうひとネタ】
「歯に衣着せぬ」発言で知られるアホック氏ですが、公判で自ら任命した「最良の人材」の更迭を振り返り涙した場面は、国営企業人事における政治介入の根深さを浮き彫りにしています。