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薬物犯罪の容疑者が拘置所から脱走 西ヌサトゥンガラ州

西ヌサトゥンガラ州警察署の拘置所で1月21日、違法薬物取り引きの疑いで逮捕され拘留されていたフランス国籍のドルフィン・フェリックス容疑者(35)が脱走したと当局が公表した。
同警察署のイ・コマン・スアルタナ広報担当官によると、職務にあたっていた刑務官が脱走に気付いたのは前日の夕方だったとのこと。同氏はまた、同警察署のアフマッド・ジュリ署長が脱走したフェリックス容疑者の行方を追うために刑事らに出動を命じたことも明らかにし、「署長が刑事らに脱走した容疑者を直ちに再逮捕するよう命じた」と語っている。
フェリックス容疑者は、昨年9月21日にロンボク国際空港で逮捕され、その際、2.9キログラムの覚醒剤アンフェタミンおよびケタミンと、合成麻薬(エクスタシー)錠剤850個を所持していた。これらの末端価格は31億ルピアにも上るという。