・カカオの主要生産国だが、年18.7兆ルピア相当を輸入している。
・品質のばらつきや物流の非効率性が、輸入依存の主な原因である。
・供給網の改善により、最大5.5億ドルの外貨節約が見込める。
プラボウォ大統領は、同国が世界有数のカカオ生産国でありながら、年間11億ドル(約18兆7000億ルピア)ものカカオ輸入に依存している現状に懸念を示した。同国のカカオ生産量は年間約60万トンに達するが、品質や供給量の安定性を求める国内産業は依然として輸入に頼っている。
サプライチェーン・インドネシアのCEOであるスティヤディ氏によると、この輸入依存の主な要因は生産網と物流システムの未整備にある。小規模農家主体の生産による品質のばらつきや、非効率な収穫後処理により、国内流通コストが輸入コストを上回るケースも生じている。
スティヤディ氏は、供給網の改善によって輸入を半減できれば、最大5億5000万ドルの外貨節約が可能だと試算する。競争力強化に向けて、国内原料を活用した川下産業の育成や農家の集約、ならびに品質の標準化が急務である。

















