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ガルーダ、25年通期の純損失5.4兆ルピアに拡大 機材不足とルピア安が響く

・2025年通期の純損失が約5.4兆ルピアへと大幅に拡大した。
・主な要因は整備待ちによる機材不足とルピア安でのコスト増である。
・2026年末に向けて稼働機材を拡充し、段階的な業績回復を図る。

ガルーダ・インドネシアが発表した2025年通期の純損失は3億1939万ドル(約5兆4200億ルピア)となり、前年の6977万ドルから大幅に赤字が拡大した。売上高についても、前年の34億1000万ドルから32億1000万ドルへと縮小している。業績悪化は2025年上半期における稼働不能な機材の多さと、ルピア相場の変動が主な要因である。機材の復旧プログラムに伴う固定費の増加も収益を圧迫した。

ガルーダ・インドネシア・グループの代表取締役であるグレニー氏は、「上半期は定期的な整備を待つ機材が多く、生産能力が制限されたことが業績低下の主要因だ」と説明している。機材不足が影響し、2025年の旅客数は前年比10.5%減の2120万人に落ち込んだ。また、ルピア安や世界の航空業界におけるサプライチェーンの課題が整備費用の高騰を招いた。

一方、投資管理庁ダヤ・アナガタ・ヌサンタラからの資金援助により、下半期からは事業の回復効果が現れ始めている。2025年末時点で稼働可能な機材は99機まで回復した。グレニー氏は、2026年末までにガルーダ本体で68機、傘下のシティリンクで50機の稼働を目標に掲げ、段階的な業績回復を推し進めると強調した。