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違法カジノ、SNS広告にAI悪用 女性画像で顧客誘引

・違法オンラインカジノがSNS広告にAIを悪用している。
・著名人の偽動画や女性のAIプロフィール画像を利用者を誘引するために用いている。
・専門家は、女性の魅力が男性客の関心を惹きつける効果的な手法だと指摘する。

インドネシアにおいて、年間数百兆ルピア規模の資金が動く違法なオンラインカジノ事業者が、SNS上でAI(人工知能)を悪用した広告宣伝を活発化させている。コンパス・ドットコムの調査によると、約1カ月間で66のカジノサイトを宣伝する115のフェイスブックアカウントが確認された。これらの業者はAIを活用し、著名人の動画や音声を精巧に模したディープフェイクを作成して広告に悪用している。

さらに、架空のアカウントに女性の顔写真を設定する手法も多用されている。スベラスマレット大学でマーケティングを専門とするチャトゥル氏は、女性のプロフィール写真の使用は消費者の関心を惹きつける上で効果的であると指摘する。同氏によれば、これは男性を中心としたターゲット層に対し、精緻化見込みモデルにおける周縁的経路から働きかける手法である。消費者はまず写真の魅力に惹かれてプロフィールをクリックし、業者はそこから別の手法で顧客の囲い込みを図っているという。