プラボウォ大統領は5月1日、ジャカルタで開催されたメーデーの式典において、不法に占有されている森林区画内の農園や鉱山について、2026年末までに計800万ヘクタールを回収する方針を明らかにした。政府は「森林区域取締タスクフォース」を通じて取り締まりを強化しており、これまでに580万ヘクタールの再取得を完了したという。
大統領は演説で、「わが国は非常に豊かだが、その富の多くが盗まれている」と述べ、無許可での農園経営や鉱山開発を厳しく批判した。すでに数千カ所の違法鉱山を閉鎖した実績を強調し、国家資源の適正な管理を急ぐ姿勢を示した。回収した土地の管理から得られる収益は、労働者の福祉向上に充てる計画だ。
具体的には、産業団地近くでの労働者向け住宅建設や保育施設の設置、社会保障制度(BPJS)の拡充などを支援する。資源の奪還を通じて財源を確保し、格差是正と社会基盤の整備を加速させる考えだ。

















