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バリ島に国際金融センター構想

政府は、バリ島の「クラクラ・バリ特別経済区」を、国際金融センターとして開発する検討に入った。世界のファミリーオフィスや年金基金、政府系ファンドなどのグローバル資本を国内に呼び込むのが狙いだ。

アイルランガ経済担当調整相、ロサン投資・ダウンストリーム相兼投資調整庁長官、およびダナンタラ投資管理庁のドニー最高執行責任者らが5月1日、現地の準備状況を視察した。経済担当調整相府のリマンセト報道官によれば、今回の開発はプラボウォ大統領の指示に基づく戦略的プロジェクトであり、国家競争力の強化を目的としている。

政府は現在、金融セクター特区の法的根拠となる規制の策定を急いでいる。運営スキームや、グローバル投資家を惹きつけるための優遇措置などが盛り込まれる見通しだ。開発主体であるバリ・タートル・アイランド・デベロップメント社は、教育や人材育成を最適化した「ナレッジ・ディストリクト」としての優位性を強調している。同特区への2026年第1四半期までの累計投資額は1兆6,200億ルピアに達し、2,146人の雇用を創出した。政府は隣接するサヌール特別経済区での医療観光開発と合わせ、バリ島を金融と医療の国際拠点へと引き上げる方針だ。