プルバヤ財務相は、米国ドルへの依存度を低下させるため、中国国内市場で人民元建て債券「パンダ債」を発行する方針を明らかにした。来月の発行を予定しており、同氏は詳細を詰めるため中国への訪問を計画している。
プルバヤ氏によれば、パンダ債の利回りは2.3〜2.5%程度を見込む。これはドル建てなどの政府債券と比較して低水準であり、利払い負担の軽減につながる。すでに中国工商銀行(ICBC)などの金融機関と協議を開始しており、市場の需要は極めて旺盛だという。パンダ債は、外国政府や多国籍企業が中国の国内債券市場で発行する人民元建て債券を指す。世界銀行やアジア開発銀行なども発行体となり得るこの市場は、潤沢な流動性を備えている。
今回の決定の背景には、グローバルな金融市場が不安定化するなか、中国市場へのアクセスを確保し、代替的な資金調達手段を確立する狙いがある。あわせて、インドネシア政府は中国政府によるインドネシア国内での債券発行も認める方針だ。中国との経済協力を深めることで、投資家の信頼向上と経済の安定化を図る。

















