ガルーダ・インドネシア航空の定期便がインド上空で約4時間半にわたり旋回待機を強いられる事態があった。インド当局による軍事演習に伴う領空閉鎖が原因で、同機は大幅な遅延を余儀なくされた。
航空データによると、5月8日にジッダからメダンへ向かっていたGA4208便(エアバスA330-900neo型機)は、サウジアラビアやオマーン、アラビア海を越えてインド南部の領空に進入した際、旋回待機を指示された。これはベンガル湾周辺で実施された新型ミサイル「アグニ6」の発射試験に伴い、広範囲の領空が一時的に閉鎖されたためである。この影響で同機の総飛行時間は12時間39分に達し、通常時の平均約8時間を大幅に超過した。
ガルーダ・インドネシア航空のグレニー社長は、こうした厳しい運営環境に直面する中でも、デジタルトランスフォーメーションやサービス改善を通じた事業基盤の強化を加速させる方針を示している。同社は2026年第1四半期に約4,648万ドル(約69億7,200万円)の赤字を計上しているが、運航の最適化により収益性の改善を急ぐ構えだ。

















