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インドネシア海軍、初の潜水艦救難艦を受領

インドネシア海軍(TNIAL)は5月11日、同国初となる潜水艦救難艦「KRIカノープス936」を受領した。ジャカルタのコリンラミル岸壁で行われた到着式典には、ドニー国防副大臣、アグス国民軍司令官、アリ海軍参謀総長らが出席した。

アリ参謀総長は記者会見で、同艦がドイツの造船大手アベキング&ラスムッセンとインドネシアのパルインド・マリン社の協力によって建造されたことを明らかにした。部品の国内調達率は60%に達しているという。同艦は自律型水中車両や遠隔操作車両、無人航空機など最新鋭の探査技術を搭載する。これらを用いて海底の地形調査や海洋観測を行うほか、遭難した潜水艦の捜索・救助任務に当たる。

軍事面では機雷探知や潜水艦航路の策定、海上パトロール、情報収集活動にも活用される方針だ。運用を担う93人の隊員は、ドイツやフランスなどで7カ月に及ぶ専門訓練を修了している。アリ参謀総長は、同艦の導入により「海中監視や救難任務の遂行能力が最大化される」と期待を寄せた。