国家警察の国際関係局は5月12日、性的虐待事件の容疑者であるシェイク・アフマド・アル・ミスリー氏が、インドネシアとエジプトの二重国籍を保持している疑いがあると発表した。国家警察のウントゥン准将は、同氏が意図的にエジプト国籍を隠ぺいしていた可能性を指摘し、現在エジプト当局と身分照会などの調整を急いでいる。
同容疑者は、インドネシア人女性との婚姻を通じた帰化手続きにより、インドネシア国籍を取得していた。しかし、捜査当局の調査によると同氏は現在インドネシア国内に不在である可能性が高いとされる。これを受け、NCBインターポールのリッキー大佐は、国際刑事警察機構(インターポール)に対し、同容疑者の国際手配書の発行を正式に申請したことを明らかにした。シェイク・アフマド・アル・ミスリー氏は、イスラム寄宿塾の生徒に対する性的虐待に関与したとして、国家警察本部のトゥルノユド准将らにより容疑者に指定されている。被害者側の弁護士であるベニー氏によると、同氏はコーラン暗唱番組の審査員を務めるなど、著名な宗教家として活動していたという。
警察は、複数の被害者が深刻な心理的トラウマを負っていることを重く見ており、国際的な捜査網を通じて身柄の確保を急ぐ方針だ。

















