インドネシアとロシアの両政府は、ロシアの連邦構成共和国であるタタールスタン共和国のカザンで、第14回経済・貿易・技術協力に関する合同委員会を開催した。アイルランガ経済担当調整相と、ロシアのデニス第一副首相が共同議長を務め、二国間の戦略的経済関係の強化について協議した。
今回の会合は、プラボウォ大統領とプーチン大統領による首脳会談を受けた後続措置として実施された。最大の焦点は、インドネシアとユーラシア経済連合(EAEU)間の自由貿易協定(FTA)の推進だ。アイルランガ氏は「世界経済が変動する中、両国のパートナーシップを実効性のある協力へと結びつける重要なプラットフォームになる」と強調した。各分野の協議では、デュア貿易副大臣がパーム油やヤシ製品の市場アクセス拡大を求めたほか、ユリオットエネルギー・鉱物資源副大臣はクリーンエネルギー開発やエネルギー安全保障での連携を提案した。農業分野では、スダルヨノ農業副大臣が米の自給自足達成を報告し、食料安全保障におけるロシアとの補完的な協力関係を重視する姿勢を示した。
両国は今年、国交樹立76周年を迎えた。今後は九つのワーキンググループを通じて、教育、科学技術、産業など幅広い分野で企業間の連携を具体化させる方針だ。会合にはホセ駐露大使、スシウィジョノ経済担当調整省次官、イルワン同省次官補、プンジュル外務省局長らが同行したほか、インドネシア商工会議所やインドネシア経営者協会の代表も出席した。

















