インドネシア保健省は5月13日、2026年1月より開始した「学校無料健康診断」の受診者数が、5月時点で480万人に達したと発表した。児童の健康状態を早期に把握し、適切な予防措置を講じることで、将来的な医療費負担の抑制と国民の健康寿命の延伸を図る。
保健省の最新統計によると、健診結果の中で最も多く確認された健康上の問題は歯科疾患であった。現代的な食生活への変化に伴う虫歯の増加などが背景にあると分析されており、当局は学校教育における口腔衛生指導の強化を検討している。今回の学校検診は、プラボウォ大統領が主導する大規模な「無料健康診断」プログラムの柱の一つである。政府報告によれば、同プログラム全体の利用者数はすでに1億人の大台を突破した。政府は今年1月から4月の4カ月間だけで1,900万人へのサービス提供を目標に掲げ、公務員も含めた全方位的な実施を加速させている。
予防医療の強化は多岐にわたり、白内障による失明を防ぐための眼科スクリーニングや、結核対策の新たな医療機器の配備も進められている。国民の健康データを集約し、国家レベルでの疾病予防と健康管理体制を構築する構えだ。

















