5/19-20 ジャカルタ・チカランビジネスパーソン交流会開催!詳細はこちら

犠牲祭控え牛が 「泳いで」乗船 カリマンタンへ

東ジャワ州バンカラン県で、イスラム教の祝祭「犠牲祭」を控え、カリマンタン島向けの家畜出荷が最盛期を迎えている。バンカラン県畜産局の家畜衛生担当、アリ氏によると、これまでに牛2,589頭、ヤギ350頭が発送されたという。

出荷の現場では、家畜が自ら海を泳いで船に向かう独特の光景が見られる。タンジュン・ブミ郡の畜産家であるバヨ氏は、11年前からカリマンタンへの販売を継続している。積込地となるテラガ・ビル村の伝統的な港は水深が浅く、家畜専用の埠頭もないため、大型船が接岸できない。このため、まず牛を海岸から海へ入れ、小舟まで泳がせてから、沖合に待機する大型の木造船へと移送する手法が採用されている。

牛の取引価格は重量により変動するが、1頭あたり1,700万ルピア(約16万5,000円)から3,000万ルピア(約29万1,000円)となっている。カリマンタンまでの航海には海の状態により3~4日を要するが、移動中も専門の作業員が給餌を行い、家畜の健康を維持したまま目的地へ届ける計画だ。