ブディ保健相は5月15日、ジャカルタ国内で確認されたハンタウイルスの濃厚接触者について、政府が厳重な監視を継続していると発表した。同相は「状況は完全に制御下にある」と強調し、国民に冷静な対応を求めた。
隔離対象となっているのは、入国前に海外の船舶に滞在していた外国籍の人物である。イギリスの保健当局から今月7日に濃厚接触の通知を受け、インドネシア政府は翌8日にこの人物を特定。現在はジャカルタのスリアンティ・サロソ感染症病院に搬送され、隔離措置が取られている。当該の人物は検査の結果、陰性と判定されている。しかし、政府が定めた14日間の潜伏期間が経過するまでは隔離を継続する方針だ。ブディ保健相は「安全が完全に確認されるまで監視を緩めない」と述べた。
ハンタウイルスは主にネズミなどのげっ歯類を介して感染し、飛沫や排泄物への接触が主な感染経路となる。同相は、新型コロナウイルスのようなヒトからヒトへの容易な感染は起きにくいと説明。インドネシアの監視体制はコロナ禍を経て強化されており、国際的な連携も機能していると自信を示した。
ジャカルタのハンタウイルス 制御下

















