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透明な大統領車開発へ 国民との交流を促進

インドネシアの国防装備大手、ピンダッド社は、プラボウォ大統領向けに、車体が透明な新たな大統領専用車の開発に着手した。同社のシギット社長が、ジャカルタの大統領宮殿で明らかにした。地方視察などの際、大統領が車内から国民に姿を見せたり、握手に応じたりしやすくするのが狙いだ。

シギット氏によると、今回の車両開発はプラボウォ大統領からの直接の要請によるものだという。特殊なガラス素材を採用し、大統領が車内で座った状態、あるいは立った状態でも、外部からその姿が明確に確認できる設計を目指す。具体的な仕様や完成時期については現時点で未公表だが、シギット氏は「着実に準備を進めており、政府による公式発表を待ってほしい」と述べるにとどめた。

プラボウォ大統領は5月16日、東ジャワ州で行われた行事の際、炎天下で何時間も待つ国民の熱意に触れ、車内からより身近に接することができる車両の設計を同社に求めていた。現在の大統領専用車「マウン・ガルーダ」も同社が製造しており、就任初日から使用されているほか、フィリピンで開催された東南アジア諸国連合ASEAN首脳会議などの国際行事でも活用されている。