バンテン州タンゲランで、現地の伝統的な幽霊「ポチョン」に扮した人物が住民に捕らえられる様子を映した動画がソーシャルメディア上で拡散し、波紋を広げている。タンゲラン市警察は、公共の秩序を乱す恐れがあるとして、動画の真偽や作成者の特定に向けた捜査を開始した。
拡散された動画には、5月20日未明にポチョンの仮装をした人物が住民に取り囲まれ、集団暴行を受けそうになる緊迫した場面が収められている。タンゲラン市警察の広報担当、イプダ氏は「注目を集めるためのコンテンツ作成が目的ではないか」との見方を示し、最初に動画を投稿したアカウントの特定を進める方針を明らかにした。同地域では以前から「ポチョンによる恐怖」が住民の不安を煽っており、治安当局は警戒を強めている。
タンゲラン市警察署長のアンディ氏は、これら超常現象を装った情報は虚偽である可能性が高いと指摘。「住民の隙を突くため、恐怖心を利用して窃盗や強盗を働く犯罪グループの模倣手口である疑いがある」と警告した。警察は市民に対し、未確認情報の拡散を控え、冷静に対応するよう呼びかけている。

















