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ラジャ・アンパットに係留ブイ136基設置へ サンゴ礁保護を強化

観光省は、南西パプア州ラジャ・アンパットの海洋資源を保護するため、係留ブイ136基を設置する計画を明らかにした。これはユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界ジオパークとしての地位を維持するための取り組みの一環である。

ウィディヤンティ観光相は5月20日、ジャカルタで開催された国家観光調整会議にて、ダイビング船などが無秩序に投錨することでサンゴ礁が損傷している現状を指摘した。ブイの設置により、船舶が直接錨を下ろすことを防ぎ、生態系への影響を最小限に抑える狙いだ。また、同観光相は海洋ゴミの問題も重視している。寄港する船舶によるゴミの投棄を監視するとともに、陸地からの流入を防ぐために河川へのネット設置を地元自治体に提言した。「観光開発には多大な運営コストがかかるが、責任ある観光を構築していく必要がある」と強調した。

ユネスコの査察団は2026年8月に再審査のため同地を訪れる予定だ。認定の継続はインドネシアの観光戦略において極めて重要となる。ウィディヤンティ観光相は「ラジャ・アンパットの美しさを次世代に引き継ぐことが我々の共通の責務だ」と述べ、持続可能な観光開発に向けた官民の連携を求めた。