インドネシアの食通たちの間で今、あるスイーツが争奪戦となっている。それが、ジャカルタのイオンで販売されている「チレンブ芋のクリームチーズ乗せ」である。
チレンブ芋とは、ジャワ・バラット州スメダンのチレンブ地方を産地とするサツマイモである。焼くと蜂蜜のような蜜が溢れ出すのが特徴で、この甘い芋に塩気のあるクリームチーズを合わせた進化系スイーツが大流行しているのである。
現地記者のリスカ・フィトリア氏がジャカルタ南部のタンジュン・バラットにあるイオンへ開店直後の午前10時に赴いたところ、「1人1個まで」という厳しい購入制限が設けられていた。価格は1個14,800ルピアである。実食によれば、蜜の強い甘みと、クリーミーで塩気の強いチーズが合わさり、全く新しい食感と味わいを生み出しているという。ただし、芋の蜜の量によってはチーズの味が勝ちすぎてしまうこともあるようだ。
このブームは他店にも波及中である。ファミリーマートのトリニティ・クニンガン店ではチーズ味が2週間も品切れになり、パパイヤスーパーマーケットなどでも通常の焼き芋が人気を博している。
もうひとネタ!
チレンブ芋は日本の安納芋のようにねっとり甘いのが特徴。日本でも焼き芋にバターやチーズを乗せるアレンジが人気だが、甘味と塩味の融合は万国共通で愛される味覚と言える。
















