北スマトラ州の警官がソーシャルメディアのフェイスブックにイスラム教の預言者ムハンマドを誹謗中傷する書き込みをしたとして、地方裁判所で電子情報取引法(ITE法)第45条Aに違反するとして禁錮30カ月と罰金10億ルピアの支払いを命じる判決を受けた。検察側、弁護側の双方が控訴するかどうかを検討している。
同警官は昨年8月にSNSに投稿をした後すぐに書き込んだ内容を削除し謝罪したが、ネット上で書き込みが既に広まっており、イスラム教徒から怒りの声が上がったためイスラム教団体が警察署に通報し、2日後に逮捕された。
東南アジア表現の自由ネットワーク(SAFEnet)によると、ITE法が施行された2008年以来、同法違反で381人が収監されている。その9割は名誉毀損によるもので、残り1割はヘイトスピーチによるものだという。
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