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DHL、重量物空輸を強化 最大3トン対応

国際物流大手のDHLエクスプレスは、インドネシアからの航空輸出物流を強化する。1回の配送で最大3トンまでの重量物に対応する新サービスを導入し、同国の産業成長と国際競争力の向上を支援する方針だ。同社はグローバルで展開する輸送サービスの一環として、新たに「ヘビー・ウェイト・エクスプレス(HWX)」を開始した。これは1梱包あたり最大1,000キログラム、1回の配送で最大3,000キログラム(3トン)までの重量貨物を、航空便で迅速に輸送するソリューションである。

DHLエクスプレス・インドネシアのシニア・テクニカル・アドバイザーであるアフマド氏は、「ビジネスのグローバル化に伴い、速度と信頼性を備えた物流の重要性が増している」と指摘する。インドネシアの貨物・物流市場は2026年までに約1,390億ドル(約20兆8,500億円)に達すると予測されており、製造業の拡大とともに物流需要の高度化が進んでいる。新サービスは世界220以上の国・地域を対象とし、自社の航空網と地上ネットワークを統合して運用する。従来の貨物輸送で課題となっていた料金変動を抑え、透明性の高い「オールイン価格」を提示するのが特徴だ。これにより、自動車やテクノロジー、製薬といった、わずかな遅延が事業全体に影響を及ぼす産業のニーズに応える。

インドネシアでは2025年年初の製造業輸出が前年同期比で16%超増加するなど、グローバルな供給網への統合が加速している。物流システムの信頼性向上は、同国の国内総生産(GDP)の約18〜19%を占める製造業の競争力維持に直結する見通しだ。