プルバヤ財務相は、現在下落圧力を受けている通貨ルピアについて、2026年7月からの下半期に段階的に回復するとの見通しを示した。足元のルピア相場は、世界的なリスク回避姿勢や国内の経常収支の悪化により厳しい状況にある。しかし、プルバヤ氏は6月10日に開催された国民代表会議の委員会において、財政・金融政策のさらなる連携強化により、この圧力は緩和されると強調した。
具体策として、輸出収益の管理改善や国内金融市場の深化を挙げ、外貨供給の増加と投資家からの信頼回復を図る方針だ。同氏はまた、イランやアメリカ、イスラエル間の地政学的な緊張が緩和し、世界経済が好転すると予測される2027年には、ルピア相場は1ドルあたり1万6,800〜1万7,500ルピア(約158円から165円)の範囲で安定的に推移すると見込んでいる。直近の取引では、ルピアは1ドルあたり1万7,912ルピア(約168円)まで値を戻している。また、プルタミナが燃料価格を1万6,250ルピア(約153円)に引き上げたが、プルバヤ財務相は経済への影響は限定的であるとの認識を示した。


















