政府は、アラブ首長国連邦(UAE)とのサプライチェーンおよび投資分野における協力を一段と強化する。アイルランガ経済調整相は、UAEを中東における戦略的パートナーと強調。両国間のインドネシア・アラブ首長国連邦包括的経済連携協定(I-UAE CEPA)の完全履行により、貿易と投資のフローを最大化させる考えを示した。政府は、インドネシアで25年にわたり事業を展開するルイ・ドレフュス・カンパニーをはじめ、進出済みのUAE企業の活動を全面的に後押しする方針だ。これに対し、アブドゥラ・サレム駐インドネシア大使は、同国を「東南アジアにおける不可欠なパートナー」と位置づけ、経済の全方位での協力拡大に応じる姿勢を鮮明にした。
具体的なプロジェクトも動き出す。アブダビ・エクスポート(ADEX)は、インドネシアの国家的な食料安全保障とアグリビジネスの強化に向けた戦略的投資を確約した。また、インフラ開発ではアブダビ・ポーツ(ADP)がバリ島の空港整備に向けた事業化調査を開始する。
プラボウォ大統領による先日のUAE訪問を受け、両国は投資の予見可能性を高め、優先案件を早期に軌道に乗せることで合意した。持続的な経済成長の実現に向け、官民を挙げた投資シナジーの創出を急ぐ方針だ。

















