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ごみ捨て場を畑に 住民が土地活用

南ジャカルタ区クバヨラン・ラマ・スラタン地区の第10町内会の住民が、ごみ捨て場だった土地を畑として有効活用している。
畑で様々な野菜を育てているのは、第10町内会女性農業者グループ代表のエカ・ユリアンティさん。以前ごみ捨て場でごみを拾う作業に疲れ、思い切って畑にしてしまったという。また同グループは、食糧自給・海洋と農業局(KPKP)から支援を受け、月に一度、有機肥料の作り方や収穫後の野菜の処理の仕方、健康飲料の作り方を学んでいる。
畑は20平米程の広さで、区から支給されたコンクリートブロックで仕切り、壁には町内会の住民から贈られた鉢植えが掛けられ、空間を最大限に利用した野菜作りが行われている。
エカさんは「野菜が収穫できるだけでなく、ここにある東屋に住民が集まるため憩いの場にもなっている。ジャカルタ市内でもっと野菜が生産できるようになってほしい」と語っていた。